起業したい人におすすめ資格9選と資格取得後に大事なたった一つのこと

ここ数年、起業したいという人が増えていますよね。

コロナの影響もあり、会社に雇われずに自分の力で稼ぎ、起業したいという人が多くなってきたからだと思います。

しかし、「起業したい。」といってもスキルや資格がなければ、明日から起業というのは難しいですよね。

まずは、起業したいと思う人は「資格を取得しよう!」と思うのではないでしょうか。

起業するためには、「どんな資格を取ればいいのか?」そして、資格取得後に必要なことも気になるのではないでしょうか。

そこで今回は「起業したい人におすすめ資格9選と資格取得後に大事なたった一つのこと」と題して、起業したいと思っている人にオススメの資格や取得するメリットについても紹介していきたいと思います。

私自身も起業をしようと思った時に、「どんな資格を取得すればいいのかな?」「そもそも資格は必要なのかな?」とも思いました。

しかし、起業するにあたっても、起業後もやはり、不安はついてまわります。

「起業したいけれども、うまくやっていけるか心配」「起業したいけれど、自分のスキルで起業ができるのかわからない。」といった不安を多くの人が抱えてます。

そういった不安があっても、資格を取得することで起業に役に立ち、自信につながると思います。

結論としては、この記事を読めば、これから「起業したい」と思っている人にとって、起業したい人にとっておすすめの資格を知ることができ、起業後に大切なこともわかり、起業後にも万全な準備で起業をスタートすることができます。

起業をしたいと思っている人には、ぜひ、チェックしてみてくださいね!

起業したい人におすすめ資格9選!

①ファイナンシャルプランナー(FP)

ファイナンシャルプランナーは、「お金のコンサルタント」といわれていて、顧客の資産運用や生活設計のプランニングを行う仕事です。

資格を取得すると、、顧客の資金計画や生活設計を診断してアドバイスをおこないます。
個人の顧客だけではなく会社経営者もお客様にすることができます。

ただ注意点として、金融業界に勤務していると、FPを取得している人が多いため、FP技能検定3級やFP技能検定2級だけで独立起業というのは難しいかもしれません。

しかし、FPで起業すると「お金のコンサルタント」として、顧客の資金計画生活設計を診断してアドバイスするだけでなく、自分自身の資産運用や生活設計のプランニングにも役に立つ仕事です。

起業後はお金のやりくりを自分でおこなわなければなりませんが、FPの資格を取得することで、ご自身のお金のやりくりもプランニングすることができます。

そのため、FPはあらゆる場面で「金銭面のやりくり」や資産運用、リスクマネジメントにおいておすすめの資格です。

②行政書士

行政書士は、「官公庁に提出する書類の作成申請を代行する、書類作成の専門家」です。

「行政書士」の資格を取得すると、登記を除く会社設立や経営に関する書類の作成や、在留ビザの申請の代行なども行政書士がおこないます。主に、憲法、行政法、民法、商法などの法律に関する知識を学べます。

合格率は10%前後と難易度が非常に高く、勉強時間が必要になりますが、試験内容は筆記試験のみで、年齢制限などの受験要件は一切ないため、誰でも受験が可能となります。

行政書士の資格を取得すると、行政書士事務所を独立して開業できますし、独立開業や起業の際に必要な書類を自分で作成することもできます。

起業前に「行政書士」を取得しておけば、開業にかかる諸手続きも外部に委託することなく、自分だけで完結させられます。

そのため、「行政資格」はおすすめできる資格です。

③税理士

税理士は、「税務や会計における専門家」です。

資格を取得すると財務諸表や税法など、税に関する幅広い知識をもち、顧客の依頼により税務署類を作成したり、税務のアドバイスをする国家資格です。

具体的には、税務署への税務署類の申告、申請、届け出や確定申告書などの税務署類の作成を行ったり、税務の相談や助言を行います。

ただ、税理士の資格は難易度が非常に高く、必要な勉強時間は3000時間前後といわれており、合格率も15%〜20%と狭き門となっています。

しかし、資格を取得すれば、税理士事務所として開業も可能ですし、専門家へ業務を委託することなく自社で業務を完結させることができます。

税理士は難易度が非常に高く、狭き門ではありますが、取得すれば税理士事務所として開業できますし、高収入も得られるのでおすすめの資格です。

④中小起業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営状態を診断し助言する経営コンサルタントの国家資格です。

経済学や財務会計、経営に必要な基礎知識を身につけることができます。

中小企業診断士を取得するにあたって、独立開業や起業する上で有益な知識を身につけるため、起業後も自社を客観的に分析することができて、適切な経営判断ができます。

しかし、中小企業診断士の資格取得は非常に難易度が高く、資格取得のための勉強時間は1000時間以上ともいわれています。

さらに中小起業診断士の合格率は3〜8%と非常に難易度の高い資格です。

資格取得後は独立起業に役に立つ資格ではありますが、難易度が高く勉強時間も必要であるため、計画を立てて臨むことをオススメします。

「中小起業診断士」は難易度が高く、合格は狭き門ではありますが、資格を取得すれば、財務や税務のみならず、マーケティングや人事等に至るまで知識をもつ経営のスペシャリストですし、経営者が取得していれば、自ら経営判断を下せるので、おすすめの資格です。

⑤社会保険労務士

社会保険労務士は、人事に関する専門家です。社会保険労務士法に基づいた国家資格です。

「社会保険労務士」の資格を取得すると、行政機関に提出する社会保険関係の書類作成や、人事・労務管理、年金についての相談を行うことができます。

具体的には、社会保険の加入に関する書類作成や、労働保険料の計算方法、賃金台帳作成や、労働契約や就業規則の作成といった業務をおこないます。

ただ注意点としては、社会保険労務士の合格率は6%〜7%といわれており、難易度の高い資格といえます。

しかし、社会保険労務士の資格を取得後は、社労士事務所を開業して独立起業したり、起業の人事総務部門で働くという選択肢もあります。

「社会保険労務士」として起業すると、独立して社労士事務所を開業したり、人事部門で働いたり、人事コンサルティングとしても働くことができるのでおすすめです。

⑥宅地建物取引士

 

宅地建物取引士は、不動産取引の専門家です。国家資格であり、不動産の売買や賃貸に関する契約をおこなうことを国から唯一許可されています。

宅地建物取引士の資格を所有していれば、不動産仲介業で独立起業ができます。

具体的には、土地や建物に関する法律についてや、不動産取引全般における専門知識、民法、宅建業法、不動産法についてのスキルを身につけることができます。

宅地建物取引士の合格率は15%〜18%ですので、簡単ではく、試験日も年1回、毎年10月第3日曜日と決まっているので、試験に向けて計画と学習プランが必要になります。

しかし、「宅地建物取引士」の資格を取得すれば、不動産取引についての専門知識や不動産法、民法、宅建業法などの法的知識を身につけて、不動産取引の専門家として独立起業も可能なのでおすすめです。

⑦不動産鑑定士

不動産鑑定士は、土地や建物の評価を鑑定し、活用提案をする仕事で、不動産の専門家です。

不動産の専門家としての需要が非常に高い仕事といわれています。

なおかつ、不動産鑑定士は国家資格であり、非常に難易度の高い資格です。

不動産鑑定士の合格率は、短答式で32%前後、論文式で14%前後です。両方の合格率は5%です。一般的に必要な勉強時間は、2,000〜3,700時間といわれています。

不動産鑑定士は試験の範囲も膨大で、非常に難易度の高い資格ですが、不動産鑑定士の仕事は非常に需要が高いため、起業後は仕事が多く入ってくるといわれています。

不動産鑑定士は稼げる資格といわれていて、平均年収が600万〜850万。独立起業して、1000万円以上稼ぐ不動産鑑定士も多くいるそうです。不動産鑑定士は難易度は難しいですが、非常に需要が高いため、起業するのにおすすめの資格です。

⑧調理師

調理師は、調理の専門家です。安全かつ高度な料理を提供するための国家資格です。

レストランやカフェなどの飲食店や、ホテルや旅館いった宿泊施設、企業の社員食堂や、学校での給食、病院などでも活躍ができます。

飲食店には「調理師を配置するように努めなければならない。」という努力規定があるため、飲食業界では需要が高い仕事です。

調理師の資格を取得して、起業して自分のお店をもつことも可能です。

調理師の資格は、それほど難しいとはいわれていません。

資格取得の方法は、2つがあり、1つは2年以上の調理の実務経験を積んだ上で調理師試験に合格することです。

もう1つは、厚生労働大臣が指定する調理師養成施設を卒業すること。実務経験が必要なく、卒業すれば自動的に調理師資格が取得できます。

調理師の合格率は約60%となっていて、半分以上の人が合格しているので、それほど難易度が高くはないでしょう。

調理師の資格を取得後、すぐに自分のお店を開き、独立起業することも可能です。

飲食店は競争率が激しく、廃業率も高いといわれていますが、調理師の資格を取得後、すぐに自分のお店を開くことも可能なので、おすすめの資格でしょう。

⑨臨床心理士

臨床心理士は、臨床心理学に基づきカウンセリングをおこなう「心の専門家」です。

「心の問題」を抱えた人たちを、臨床心理学の方法を用いてサポートする専門職です。

ストレスが多く、複雑化する現代社会では、最も必要とされている職業の一つです。

1対1のカウンセリングをおこない、患者とじっくりと向き合い、信頼を得ていきます。

活躍できる場としては、病院、学校、老人福祉施設、児童相談所、少年鑑別所、刑務所での仕事が多いです。

臨床心理士の資格取得後に、これらの病院、学校、施設で働く他にも、独立起業することも可能です。

ストレス社会の現代では、こころの問題が増加し、サポートが必要となっていて、人気の資格です。

臨床心理士は、条件が厳しく、臨床心理士資格試験に合格する必要があります。

受験するための受験資格は、指定の大学院を終了していることや、大学で心理学を学んだ後、5年以上現場での臨床実験が必要であり、資格の条件が非常に厳しいですが、臨床心理士としての資格取得後は、様々な場所で需要があるので、おすすめの資格といえるでしょう。

資格取得後に大事なことは「集客」

以上、起業したい人におすすめの資格について紹介してきました。

私も営業で資格がなかったのですが、「ポジティブ心理学実践インストラクター」という資格をとって起業しました。

そして、資格取得後に必要なものがあると気がついたのです。それが「集客」です。

どんな資格を取得してもいえることですが、資格を取得したからといって、お客さんがすぐに集まってくることはありません。

もちろん、資格取得後に需要がある場合はすぐに仕事が可能になる場合もありますが、たいていの場合は集客が非常が必要となります。

「集客」を勉強する

おすすめの資格を取るのプラス「集客」の勉強もすることが大事です。

なぜなら、資格を取得するのにものすごく勉強したとしても、実際に稼げていない人が多いのが現状なのです。

例えば、税理士は難易度が非常に高く、合格率が15%〜20%と狭き門といわれていますが、税理士資格を取得するだけで、すぐに顧客から依頼があり高収入を得られるという訳ではありません。

実際に、資格を取得したから高収入を得られると勘違いして、稼げていない税理士が多いのですが、日本国内に税理士事務所は、6000以上の事務所があり、税理士としての登録者数も約8万人といわれています。(出典:日本税理士会連合会 令和3年9月末日現在)

地方や都市部によっても異なってきますが、税理士が約8万人いるとしたら、それだけライバルも多いということですよね。

事務所も6000以上の事務所から、顧客は選ぶのです。

これは税理士だけでなくどの資格にもいえることですが、「集客」ができないとお客さんが集まりません。

競争の中で勝ち残っていくためには、「集客」の勉強が必要なのです。

まとめ:起業したい人におすすめ資格と集客の必要性

起業したい人におすすめの資格と集客の必要性と大切なことについてお話してきました。

資格だけ取得して収入につながらない方が多いのが現状ですが、この記事を読まれたら、「集客」の大切さをわかってもらえたかと思います。

資格取得のために勉強することは、もちろん大切なことですが、資格取得後に集客が大切ということを理解していれば、起業の不安もなくなり、ワクワクしながら安心して起業に取り組めるのではないかと思います。

はじめの一歩

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「集客」について、詳しく解説していますので、「集客」についての不安は取り除けるのではないかと思います。ぜひ受け取ってみてくださいね!

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